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アラフォー通信

アラフォーサラリーマンが脳内で飼育する忍猫が綴る妄想ブログです。

うおの目

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 足の小指の付け根のあたりに、随分前から「うおの目」ができちゃっているなあ、と思っていたのですが、いよいよそいつが触れると激痛を帯びるようになってしまいました。もう、飛び上がらんばかりに痛いんです。カケフくんのジャンプ天国を地で行けちゃうレベルです。

 ちなみにうおの目は「鶏眼」ともいうらしいんですが、もう魚の目でも鶏の目でも村主章枝の目でも何でもいいので、早くこの痛みから解放しておくんなまし!

 ということで、これは一刻も早く退治せねばならないと思いまずは医学専門書として『ブラックジャック』を紐解いたのですが、デキモノの話でいくとどうしてもピノコが中に入っていた畸形嚢腫にたどり着いてしまいます。さすがに私のうおの目の中に新しいキャラクターが入っている可能性は低かろうと判断し、あえなく手塚先生のお力に頼ることを断念。

 かくなるうえは市販薬に望みを託すほかないと近所の薬局へ赴いたのですが、「イボコロリ」というネーミングセンスを前に逡巡してしまいます。イボコロリなんていうベタな膏薬を貼っている自分を想像すると、いささか傾きすぎじゃないかと。だってコロリですよ。完全に昭和なセンスでいて、殺傷能力だけは一丁前にアピールする「コロリ」の三文字をどうしても受け入れることができずに、結局ニチバンの「スピール膏」を購入してきました。

 こいつを2〜3日おきに貼り替えること約一ヶ月。白くなった表皮が何度か剥がれて角質が薄くなり、痛みも治まってきます。そしてある日、ふやけた皮がベロリとめくれて、私を悩ましていた角質はキレイにおさらばしていったのです。ブラボー、スピール膏。サヨウナラ、うおの目。

 けど惜しむらくは、変なプライドに負けてイボコロリを避けてしまったことでしょうか。だって、うおの目はベロリと剥がれたけれども、コロリとはいわなかったんですもの。どうせならやっぱりコロリ、体感したかったなあ。コロリって、軽やかな音色なのかなあ。ああ、コロリよ。もう巡り会う機会もないんだと分かったら、急にコロリが恋しくなってきてしまいました。コロリよ、おコロリよ。こんど生まれかわったら、絶対に一緒になろうね。

うおの目と一緒に脳内の憑き物も剥がせる膏薬売ってませんか。